2024年3月

遺族年金
孫にも遺族厚生年金が支給されるか

遺族厚生年金を受給できる遺族の範囲は次のとおりとなっています。   これだけを見ると受給できると思われるかもしれませんが、死亡した者によって生計を維持されていたことが条件となるため、必ずしも支給されるとは限りません。例え […]

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老齢年金
障害年金をもらっている人の老齢基礎年金繰り上げ

老齢年金の繰り上げをすると、原則として障害年金の請求はできません。(初診日が請求日より前にある場合の認定日請求などを除きます) 逆に障害年金をもらっている人は、老齢年金の繰り上げ請求が可能となります。 ケースによっては、 […]

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その他
企業年金制度の概要について(内容が古いので注意)

企業年金の形態は、おおまかに分類して「確定給付型」と「確定拠出型」に分類されます。 厚生年金基金  厚生年金保険法に基づき運営。国の老齢厚生年金の給付のうち、スライド分を除いた報酬比例部分の給付を国に代わって行います。基 […]

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老齢年金
支給停止事由該当届(583号)は原則不要です(平成25年10月から)

失業保険受給の場合は、支給停止事由該当届(583号)が必要でしたが、平成25年10月からは原則不要です。 次のどちらかの条件を満たす場合となっています。     共済組合についても、原則として不要です。 

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障害年金
障害年金「不支給通知書」と「却下通知書」の違い

障害年金請求の結果、支給されない場合は通知が届きますが、 「不支給通知書」「却下通知書」の2種類があり、次のような違いがあります。 不支給通知書 障害の程度が障害等級表に該当する障害の程度になっていない場合 却下通知書 […]

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障害年金
障害年金で「神経症」が対象外である理由

障害年金では、精神疾患の「神経症」は原則として認定の対象とならないとされています。その理由は簡潔にまとめると次の理由によるとされています。 神経症と精神病を完全に分けることは困難で、神経症圏(F4)の傷病名がついていても […]

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その他
年金の「自助・共助・公助」

自助・共助・公助という言葉は、災害対策などいろんな場面で使われますが、社会保障分野、年金にも使用されます。 「社会保障の現状と課題」平成22年10月 厚生労働省   この適切な組み合わせで日本の社会保障は成り立っています […]

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その他
「DC」「DB」「CB」 とは

資料に何の説明もなく「DC・DB・CB」と記載されることが多いので、何を指すのかとりまとめです。 DB 「確定給付型年金」のことで、規約型企業年金と基金型企業年金の2種類に分かれます。企業が掛け金を拠出し、企業が運用責任 […]

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離婚分割
年金離婚分割請求において、婚姻前に3号期間がある場合

年金の離婚分割請求の対象期間は「婚姻期間」が原則となります。 しかし、もし婚姻期間前に国民年金第3号被保険者期間があった場合はどうなるのでしょうか。   この場合、この3号期間も含めて対象期間となります。(厚生年金保険法 […]

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その他
令和6年度の年金額

令和6年度の年金額は、2.7%の引き上げになります。 令和5年度の改定は、年齢により2種類あったため複雑でしたが、6年度はシンプルです。   令和6年度の参考指標です 3.1% - 0.4% = 2.7% となります。 […]

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