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topics - 障害年金

精神の障害について H23.9.1改正

精神傷病による請求は、障害年金全体の約半数にのぼります。「国民年金・厚生年金保険障害認定基準」を利用し、精神の障害についてまとめました。

A.統合失調症、統合失調症型障害及び妄想性障害並びに気分(感情)障害

統合失調症(F20)・そううつ病(F30)・うつ病(F32)・双極性感情障害(F31)・気分障害(F34) などの部類です。
 人格障害(F60)は、原則として認定の対象となりません。ただし、人格障害(パーソナリティ障害・境界性パーソナリティ障害)であっても、症状が精神病相当に該当する場合には受給できる可能性はあります。
 神経症にあっては、その症状が長期間持続し、一見重症なものであっても、原則として、認定の対象となりません。ただし、その臨床症状から判断して精神病の病態を示しているものについては、統合失調症又はそううつ病に準じて取り扱います。 診断書の注意書き欄に 「@障害の原因となった傷病名」欄に神経症圏(ICD−10コードが「F4」)の傷病名を記入した場合で、「統合失調症、統合失調症型障害及び妄想性障害」または「気分(感情)障害」の病態を示しているときは、「L備考」欄にその旨と、示している病態のICD−10コードを記入してくださいと注意書きがあります。


B.症状性を含む器質性精神障害

器質性とは、症状や疾患が臓器・組織の形態的異常にもとづいて生じている状態です。
認知症・先天異常性・頭部外傷性などが挙げられます。


C.てんかん

障害の程度の一部を例示すると、
【1級】十分な治療にかかわらず、てんかん性発作のA又はBが月に1回以上あり、かつ、常時の介護が必要なもの
【2級】十分な治療にかかわらず、てんかん性発作のA又はBが年に2回以上、もしくは、C又はDが月に1回以上あり、かつ、日常生活が著しい制限を受けるもの
【3級】十分な治療にかかわらず、てんかん性発作のA又はBが年に2回未満、もしくは、C又はDが月に1回未満あり、かつ、労働が制限を受けるもの
A:意識障害を呈し、状況にそぐわない行為を示す発作
B:意識障害の有無を問わず、転倒する発作
C:意識を失い、行為が途絶するが、倒れない発作
D:意識障害はないが、随意運動が失われる発作

薬を飲んでコントロールできている状態であれば、上記には該当しません。


D.知的障害(F70)

知的障害とは、知的機能の障害が発達期(おおむね18歳まで)にあらわれ、日常生活に持続的な支障が生じているため、何らかの特別な援助を必要とする状態にあるものをいいます。 通常「療育手帳」(県によっては名称が異なる)が発行されているので、コピーを添付して請求し、初診日は生まれた日(生来)となります。


E.発達障害(F80〜F98)  

自閉症(F84.0)、アスペルガー症候群(F84.5)その他の広汎性発達障害(F84.8)、学習障害(F81)、注意欠陥多動性障害(F90) などが該当します。
 発達障害とは、自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものをいいます。発達障害は、通常低年齢で発症する疾患ですが、知的障害を伴わない者が発達障害の症状により、初めて受診した日が20歳以降であった場合は、当該受診日が初診日とされます。