令和7年度の年金額は1.9%up
令和7年度の年金額年金額は、前年度から1.9%の引上げとなりました。
昨年度に引き続き、増額です。
1.9%増額のしくみです。
- 物価変動率は、2.7%あがりました
- 名目手取り賃金変動率は、2.3%あがりました。
- この場合、賃金変動率2.3%が採用されるルールとなっています。
- ただし、マクロ経済スライドによるマイナス調整が0.4%されます。
- 最終的に、2.3% - 0.4% = 1.9% の増額となります。
物価は明らかに高くなっているのは実感しているところです。
この「物価があがる割合」に対して、「お給料や年金額のあがる割合」が低いと、生活はどんどん苦しくなっていきます。
賃金があがることは、年金の増額にもつながるため、企業としては賃金アップをしていただきたいところです。
なお、この結果「基礎年金額の満額」は生年月日により引き続き2種類のままです。

厚生労働省HPより