令和6年度の年金額 その2
令和6年度の年金額は、2.7%上がりました。
ざっくりいうと、賃金が3.2%up
マクロ経済スライドによる調整で▲0.4%
差し引き2.7%upということになります。
ただし、受給の計算方式により、使う乗率は四捨五入となるため、ぴったり一致するわけではありません。
例:従前額保障で使用する係数
1.014(令和5年度)
これに102.7%を乗じると、1.041378・・・
これが少数第四位で四捨五入となり、0.000378が切り捨てられ、
令和6年度で使用する係数は「1.041」となります。
切り捨てがあるので、ぴったりとは一致しないわけです。
下がるときもあれば、上がるときもあるわけですね。