2025年(令和7年)年金法改正の経過等

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法改正の内容など

2025年(令和7年)年金法改正についての情報です

内容など

在職老齢年金制度の見直し

月額62万円までなら満額の年金を支給する制度にするというものです。
働いても年金をカットしないことにより、労働を推奨するためです。

被用者保険の適用拡大

従業員数の条件をなくすものです。

遺族厚生年金の制度変更

子のない配偶者への遺族厚生年金がを5年間の有期給付にするなど、団男女差の解消などを行うものです。

審議・成立状況

社会保障審議会(年金部会)

厚生労働省の社会保障審議会(年金部会)において、令和5年から令和6年にかけて、審議が行われてきました。

そして、2024年(令和6年)12月25日、一定の方向性が決まった(決まっていないものもあるが)として、「議論の整理」がまとめられ、公開されています。

政治の局面へ

次の段階は法案の成立です。

しかしながら、選挙対策として法案審議などがすすんでいません。

new 令和7年5月16日、年金改革法案が閣議決定されました。 

政府は今国会での成立を目指していて、来週5月19日以降、国会での審議が始まる見通しです。

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